親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【出張旅:写真多め】こんぴらさん参り(奥社にも行ったぞ)

どーも、出張の隙間を縫って行く小旅行は、『八十日間世界一周』なみにスリリングだと思う親男です。

(あれに乗るためにはここは小走りで。みたいな。。。貧乏くさいけど。)

 

さて。

 

高松出張二日目。

なのですが。

午後には会社に行って。

その足で保育園のお迎えに行ってきて。

 

午前中はこんぴらさんにお参りして。

さらには奥社である厳魂(いづたま)神社まで小走りで行って帰って。。。

 

 

四国の名だたるパワースポットに午前中いて。

夕方には東京の保育園にいるって。。。

ワシは役小角(えんのおづぬ)かよ。

では。

役小角のようなワシの行動を写真で辿ってください。

 

朝。

出発は琴電。

繁華街の瓦町駅から1時間ちょっとで琴平であります。

絵になりますよね。原田泰治さんの絵にありそう。 ©親男

観光客ではない人が結構乗っていて驚きました。 ©親男

こんな感じの扇風機が懐かしいローカル線でした。 ©親男

 

で。

この時点で10時ちょっと前くらい。

空港へのリムジンバスは11時半くらい。

 

20年前の記憶をたどると。

それくらいで行って帰って来れるだろうと。

 

てな記憶は結果的に正しかったのですが。

 

こんぴらさんに着いて。

ふと思い出したのが。

昨日、訪問した割烹のお母さんとお兄さんが。

「こんぴらさんの奥社まで行くの?」という言葉。

 

奥社って何?

20年前に行ったあそこが奥社なの?

 

と思ってとりあえずこんぴら参りスタート。

門前町ってテンション上がりますよね。ベタな土産物屋もいいものです。 ©親男

 

最初はこんな感じの階段で両側に土産物屋が軒を連ねます。うるさい勧誘のない控えめな土産物屋さん。 ©親男

土産物屋ゾーンでは100円くらいで杖を貸し出してました。土産物屋ゾーンが終わるといよいよ聖域に突入であります。 ©親男

ここが江戸のころ庶民のあこがれの地、だったんだろうなーなんて思うと感慨深いです。 ©親男

ここまで来たら達成感あります。若干汗ばみ、かすかに息切れ。 ©親男

 

この辺で10時半くらい。

 

しかし、登りに比べれば、下りは楽ショー。

時間にお釣りがくるので、今度は土産物屋をゆっくり見てみようかな。

 

なんて思ったら。

 

思ったら。

 

思ったらですね。

 

本殿の右側に奥へと続く道が。

こ、これが。

これが奥社に続く道なりか?

 

たぶん20年前のワシは。

ここまでで終わっていたはず。

20年後のワシはこの先の道を見つけた。

ならば。

20代の若造のさらに上を行ってやろうぞ!

 

行け、ワシ。

20代の若造に負けるな、オレ。

 

つーことで。

さらに登り始めたわけですけどね。。。

 

登り始めたわけですが。

結構。

マジで。

後悔しちゃいました。

 

なぜなら。

終わりが見えねー。

時間気になるー。

奥社に行って行けないことはないはずだけど。

下りる時間も考慮に入れると。

空港行きのリムジンバスに乗れないよ。

で。

バスに乗れないくらいならいいけど。

フライトに間に合わなかったら、アホ丸出し。

 

過去の20代の若造に負ける前に。

現実に負けるだろ。。。

 

なので。

途中、下りる時間を考慮して。

10時45分くらいまでに上に行けなければ引き返そう。

と思って。

超絶早歩きモード。

 

奥社へ行く参道は。

人の数もめっきり減って。

そんな中でも上っている人は。

みんなラフな格好だったり。

杖をついたり。

ストックを二本持った登山スタイルだったり。

そんな感じなのですが。

なぜか。

スーツ姿、革靴、ビジネス用のバックパックを背負って、早歩きするワシ。

 

で。

心臓がパンクするかと思ったころ。

 

着いたぞーーーーーーーーー!!!

山深くに佇む厳魂(いづたま)神社。感動であります。 ©親男

この景色があるから人は山に登るなり。 ©親男

冗談抜きで。

ここまで来たら。

なんかスッコーンって突き抜けた感じで。

疲れも吹っ飛んだ。

これがパワースポットと言われる所以か。(登ってくるまでに十分パワーが必要なスポットではありますが。)

 

向かって左側の岩肌には天狗とカラス天狗の彫り物がありました。

わかりますか?中央付近にありますよ。 ©親男

ここで。

ちょうど10時45分。

急いで下山であります。

 

下山はほぼ小走りで行きます。(危ないから絶対によい子はマネしちゃダメだぞ!)

 

途中、すれ違う方々に挨拶しつつ下山。

その中で、おじいさんとおばあさんのご夫婦は目を丸くして驚いて、そんで笑ってました。

 

途中、本殿にお参りしたり、お守りを買ったりしながら。

 

ふもとの参道入り口に戻ってきたら11:10くらい。

 

よく考えると。

朝飯も食わずにいたので。

腹が減った。

 

つーことで。

飯選びに迷う時間もないままに。

今回の讃岐出張の最終飯は土産物屋の通りのうどん屋さん。


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2分で食いました。 ©親男

そして。

名物の灸まん(東京のひよこみたいなお饅頭)を買って。

 

リムジンバスのバス停に着いたのが。

11:20。

 

間に合った。

 

間に合ったぞワシ。

 

20代の若造に勝ったぞ、ワシ。

 

ざまーみろ、勝ったんだ!

 

イーヤッホー!

 

 

ということで。

 

これで。

 

実は山頂に財布を忘れていてまた戻ることになりました。

 

みたいなオチがあれば完璧なんでしょうけど。

 

残念ながら。

今回の駆け足こんぴら参りは完全に成功。

ワシの完勝、完封勝利であります。

 

すげー疲れたけど。

すっげー楽しかった。

 

そして。

讃岐を後にするワシ。

高松空港とあまりにも島並がきれいだったので撮った写真。 ©親男

 

そんで。

羽田からモノレールに乗って。

職場に行って。

保育園にお迎えに行って。

家に戻ってきて。

お土産をほどいて。

ベリーさんと乾杯して。

ブログを書いている。 👈今ここ。

 

案外。

タフだなワシ。。。

讃岐、楽しかった。また行きたい! ©親男
 

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