どーも、結婚式で妻ベリーさんには古くからの友人たちがいたのに、私には大学を卒業したあとの友人しかいなかった親男です。
(そのいびつな友人構成に気づいた人はいるのかな。。。)
さて。
私には、中学、高校の頃の友人で、今もって連絡を取り合っているような間柄のヒトは一人もいません。
それを。
人生で一度たりとも寂しいと感じたことはないので。
たぶん私はそんなタイプの人間で。
一人でも大丈夫、というよりも一人を自分で選ぶタイプなわけです。
ただ、それでも中高の頃は、それなりに目立つことをやってましたし。
それなりの友人たちはいたわけですが。
どうしてそんなに友人たちがいなくなったかというと。
中学生の頃は、私の方から連絡を取ることはやめて。
高校の頃は、友人たちから連絡できないようにして。
という感じ。
私が2つ目に通った中学(私は転校生っだったので)が旧態依然とした雰囲気の田舎の学校で。
とにかくそのムラ意識が浸透している中坊たちが反吐が出るほど嫌いでした。
早いとこ、高校に上がって、こいつらと縁を切らないと自分の人生は台無しになる、というくらいに思い詰めてました。(今思えば、そんなこともないわけですけどね。。。)
なので、高校に上がった瞬間からありとあらゆる中学の同窓会的なもんは全部無視。
今思えば、嫌なやつであります。
でも、高校の友人がいなくなった理由という方がどっちかと言うと深刻で。
当時、高校から大学のために上京してきた時。
なんだかんだでつるんでいた奴と私の二人は。
こう言ったらなんですが、結構、上京組の中でも目立つ存在でした。
いつも何かと二人でつるんで、その周りにみんなが集まってきてくれているという感じ。
なので、いつもワサワサと田舎出身の大学生たちが東京の繁華街に繰り出したり。
家に集まって鍋をしたり。
取り立ての免許で海まで行ったり。
ダイビングをしたり。
そんな感じだったわけです。
が。
ある時から。
つるんでいた奴が、やたらと夢を語り始めるという嫌な展開。。。
そう、つまりネズミ講的なネットワークビジネスにのめり込んでいったのでした。
私はそれに参加することなく、しばらく傍観者という立場でそいつの活動を見ていたのですが。
そいつは持ち前の営業力やコミュニケーション能力でどんどんと参加者を増やしていって。
あれよあれよと言う間に私の周りにはチープな夢を語る友人たちで溢れていったのであります。
ゾンビゲームの中に放り込まれたように。
昨日そうじゃなかった奴も、今日はそうなっていて。
みたいなことが繰り返され。
いよいよ田舎モン上京組でゾンビになっていないのは私だけ。。。
それでも傍観者となっていた私は。
手を変え品を変え、彼らの洗脳プログラムに曝されることになるのでした。
毎回毎回、くっそ安いテンプレ説明を私にしてくるので。
逐一論破してたら。
いつしかそのグループは私を落とす、ということがグループ繁栄のための重要なカギだと思うようになったようで(実際、「親男を仲間にしなきゃダメだ」と言ってたらしい。。。)。
そうやって、私のような友人までをも。
洗脳プログラムのテンプレに落とし込み始めたヤツラを見ていて。。。
「あーもーこれはいつまでも友達やってていいヤツラじゃなくなっちゃったよ」なんて思って。
かかってくる電話も、メールも、SMSも。
全部無視して。
連絡を断ったのでした。
だから、私は。
今でもコミュニケーションビジネスが大嫌い。
自分ではなんの価値も産み出していない虚業の極み。
いろいろとあったから。
アイツラの特有の臭いはすぐに分かります。
くせーんですよね、バカばっかだから。
ということで。
中高の友達。
絶対に人生でかけがえのない宝物になるはずでしょうが。
私はそうでなかった。
と。
なんでこんなことを考えたのかと言うと。
この連休に「水曜どうでしょう」を観たからなのでした。
もともと「水曜どうでしょう」は大好きで。
久しぶりに。
観たことのなかった初期のものを観たら。
中高の男の友達と一緒にいるような感覚に襲われて。
そういや、オレにも中高の友達はいたっけ。
そんでいなくなったっけ。
なんて思い出したのでした。
「水曜どうでしょう」みたいに屈託ない関係が維持できたら良かったのになぁ。
なんて「水曜どうでしょう」の4人を観て、思ったのでした。。。