親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【東京ぶらぶら散歩】🍜→🖼️→🗼。

どーも、下町で自転車を修理する羽目になった時、工具さえ借りれれば自分でできる修理を自転車屋の爺さんが「一番にやっつけちゃうから!」って張り切っているのを見て、自分でできますなんて口が裂けても言えないな、と思った案外良識派な親男です。

 

さて。

 

本日、夕方近くに所要があり、休みを取りました。

午前中は職場のメンバーとチャットなんかで連絡を取って、近所のカフェで仕事をしてたのですが。

ふと、夕方の用事まで細々としていて後回しになっていた家のことをやろうかなと。

カフェを後にしたわけです。

 

で、郵便局へ行ったりして、いろいろと真面目に行動して。

昼時になったので、以前から行ってみたかった町中華へ。

ラーメンと半チャーハン。これが町中華の王道。お新香が光ってます。 ©親男

 

めっきり少食になった今の私に半チャーセットは危険度が高かったのですが。

どちらもごくごくさっぱりとした量なので。

普通に最後まで美味しくいただけました。

家族経営の仲の良さそうなお父さんお母さん、息子さんで。

それも見られて、とても和みました。

(味もワシ好みのシンプル、ド直球、どストライク。また行きたい。)

 

そして。

夕方までぽっかり時間が空いて。

またどっかのカフェを探して仕事するのも何だし。

映画を見るには微妙だし。

なので、用事のある場所の近くの美術館や博物館に行こうと。
(美術館や博物館は自分のペースで観れるので、時間近くになったら旅立てばいいかなと。)

 

で、白羽の矢を立てたのが。

大倉集古館。

www.shukokan.org

 

 

地図をご覧いただいてもお分かりの通り、ホテルオークラに隣接して。

ホテルオークラの大倉さんが蒐集したコレクションを展示する美術館。

大倉集古館の正面と横から。©親男

虎ノ門と六本木と溜池山王のビルの谷間にポッカリとある美術館です。

しかも明治期から蒐集された大倉さん一族の審美眼の結晶が戦災も免れて見ることができるなんて。。。

ドラゴンボール的に言えば。

「ひゃーオラ、ワクワクすっぞ」であります。

 

建物正面には👇️。

レプリカじゃなかったら雨ざらしで置いてあるっていいのかな。。。©親男

 

そして入口には阿吽の仁王像。

鎌倉時代とのこと。ってこれもレプリカじゃなければ外気の中で展示しておいていいものなのだろうか。。。©親男

こんな雰囲気って。

テンション上がるぜ、楽しみ楽しみ。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。

 

。。。え?

 

なに?

 

なんなの???

 

展示は現代アートばかりなんですが。。。

 

そういや、入口で👇️のような展示があるって聞いたけど。

それって企画展かと思って入ったわけで。。。

 

常設展はどこなりか?

どこどこ?

www.artweektokyo.com

 

大倉集古館って言うくらいだからね。

現代アートばっかりじゃないでしょ。。。

 

ばっかりじゃないよね。。。

 

ないはずだ。。。

 

あれ?

3,4点くらいしかないぞ。。。

 

しかも他の現代アートとの脈絡が見えない感じの展示なんですけど。。。

 

しかも。

なぜか。

スタッフのストラップをつけた黒いスーツの女性たちがうじゃうじゃいて。。。

観覧するのにまったく落ち着かない雰囲気。。。

(しかもAsk Meなんてプラカード持って突っ立てる様が、まったく聞けない雰囲気でむしろ邪魔。てかダサいから美術館にそぐわないし。)

 

でも、2階があるさ。

収蔵品はきっと2階の常設展にあるさ。

 

と思って行ってみたら。

またまた現代アートとインスタレーション。

また黒服のスタッフがうじゃうじゃいて、そしてAsk Meプラカードも再び。。。

 

ナニコレ。

 

ナニコレ美術館。

 

さすがに変だと思ってテラスに出て、自分を落ち着けて仕切り直そうとしましたら。。。

👇️

テラスの隅に鎮座する達磨大師、そしてそのテラスから見えるのはホテルオークラの正面玄関。©親男

入口で配られていた印刷物をよくよく見たら。。。

一番てっぺんに。

 

HOW TO BUY

 

ってタイトルがあって。

 

そういや立派な展示のカタログも配っていたな、と。

 

それは、つまりそういうことか、と。。。

インバウンド狙い的なアレですか、と。。。

 

うん、、、そういうことか。

いや、いいんですよ。

ゲージツってものはパトロンがいなきゃ維持できないものだし。

だから芸術活動に入り込む経済活動を拒否するなんて野暮な気も起きないわけです。。。

そもそもワシはさすがにおぼこい子どもじゃなくていいおっさんなんですから。。。

 

 

ただね。

マジで。

ダメじゃない、これ。

 

大倉集古館で。

フツー企画展って思うでしょ。

最初に入口で言えよ。

 

集古館で現代アートばっか展示すんなや。。。

 

しかも何が最悪って。

うじゃうじゃいる黒いスーツの女性たち。

展示よりも多いんじゃねーの?

 

ただまあ、一応もしかしたらと思って「皆さん、学芸員なんですか?」と聞いたら。

「違いますけど、何か?」みたいな態度で返されて。

最後まで清々しいほどにギャフンとしたわけであります。

 

 

ということで。

 

これは大倉集古館が悪いんじゃないし。

ましてや展示している現代アートもインスタレーションも悪いどころか、大変興味深いものなわけで。

 

ので。

 

ただただ単純に。

今回の企画が最悪だったという感じでしょうか。

 

ワシの人生上、最悪博物館・美術館ランキングで。

江戸東◯博物館と草間◯生美術館に堂々と並ぶくらいのものでした。

が。

なにせホントのコレクションを見てないから。

それを見てから決めたいと思っています。

(そういやこの企画のせいかどうか知らんけど、楽しみにしてたミュージアムショップも閉まってた。。。いろいろ最悪。)

 

で。

夕方の用事を無事に済ませて。

帰り道。

お月さまと東京タワーを見れたのが。

いろいろとあった本日の最後のご褒美かな、なんて思ったわけであります。

宵闇のお月さまと一緒の東京タワー。まさに本日のお口直しと言えましょう。©親男
 

'