どーも、こう見えて美術館と博物館が大好きな親男です。
さて。
GWに暇を持て余すワシは。
レンタサイクルを借りて都内巡りの旅。
なぜにレンタサイクルなのかと言いますと。
行った先でビールの一杯でも飲んでやろうという意図で。
そんなこんなで本日向かった先は👇️。



思想家柳宗悦(やなぎむねよし)さんの審美眼と思いが詰まりに詰まった美術館。
大好きな『日曜美術館』でも何度も取り上げられていて。
そのたびに行きたいなーと思っていた場所です。
先日の『日曜美術館』のアートシーンでも企画展「民藝 無作為の美」が取り上げられていて。
こりゃやっぱ行きたいぞ、今年のGWの一人ブラブラはここだ、と。
結果。
行ってよかった美術館(ここを「美術館」と言っていい施設なのかはアレですが。。。)でした。





民藝という美。
ワシは。
現代の大量生産はシンメトリックで埋め尽くされていると思っているのですが。
ここは。
歪みの美。
対象でないところにある美しさ。
釉薬が奏でる偶然の宇宙。
生活の中にある「機能」が偶然に醸し出す深み。
まーじでよかったです。
もしもあの民藝のモノたちと一緒に生活できて。
それが普通の暮らしの中にあったら。
どんなに豊かな気持ちになれるのかと。
ため息ばかり出る展示でした。
今日一番グッと来たのは👇️。
私、普段は美術館や博物館のキャプションが不親切だと「この展示をしたやつは資料を愛してないバカだな」くらいに思うのですが。
日本民藝館はそういったキャプションは極力少なくして。
「知識で物を見るのではなく、直感の力で見ることが何よりも肝要」との柳さんの思いからそうしているようです。
キャプションは「いつ」「どこの国で」「何に」といったことだけが書かれていて。
それはそれで、その行間に思いを馳せて楽しかったです。
いい展示でした。
ここ数年でナンバーワン美術館。
ということで。
帰りは代々木上原の駅までブラブラ。
駅の近くでビールで乾杯👇️。
良い日曜日でした。