親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【夫婦同時に】家事をミスる。

どーも、夫婦制度は生物学的には無理があると思う親男です。

(でも人間は動物じゃないからあり得るわけですな。。。って知らんけど。)

 

さて。

 

私たち夫婦は。

共働きなので。

日々6人の家事も4人の育児も私たち二人を追いかけてきます。

 

追いかけてきます。。。

 

 

追いかけて。。。

追いかけてぇーーーーーーーくる、ふざけんな。

 

育児は楽しみがあるからまったくもって問題ないけど。

家事なんて何一つ楽しみがないくせに(なんて言ったら言い過ぎな気もするけど。。。)。

每日每日每日每日每日每日每日每日。

追いかけてくる。

 

もしも。

ギャフンと声を出して良いのなら。

ワシは天に向かって何度でも家事に対してギャフンと言い続ける自信があります。

 

と。

まあそれくらいワシは家事が嫌い。

大嫌い。

 

で。

昨日のこと。

そんな大嫌いな家事の洗濯をやっていたら。

うちの洗濯洗剤代わりに使っている何か(過酸化ナトリウム、たぶん)のストックがなくなっていて。

補充していたわけです。

 

で。

その容器は強力なマグネットで洗濯機の横に取り付けるのですが。

昨夜はそのやり方がまずかったらしく。

ズリーーーーッとズレて。

スットーーーーーーーンと落ちてしまったわけです。

で、バラバラ、ザ・バーって。。。

 

粉系の散乱ってマジでめんどくさい。。。

 

で一人で風呂場の脱衣所で運と手際の悪さを呪いつつ。

タオルで拭いたり。

厚紙の広告で集めたり。

掃除機をかけたり。

 

普段の洗濯の時間の3倍は掛かったでござる。。。。

 

最悪だな。

何一つ進展しない家事のリカバー。

すげーめんどくさいくせに。

うまく行ったってプラマイゼロ。

結局のところ、ひどい遠回りで現在地に戻っただけ。。。

 

そして。

そんな自分の不運を妻ベリーさんと共有しようと思って。

台所で家事をしているベリーさんのもとに。

「あー、マジで参っちゃったよ、脱衣所でさー・・・」なんてことを言おうと思っていったら。。。

 

今のワシくらいに落ち込んだ顔の妻。

 

シンクで食洗機の予洗いをしているだけでなんでそんな顔?

と思ったら。

 

ベリーさんはベリーさんで。

家事をミスっていて。。。

見たら、お茶を淹れているビーカーのような容器(ガラス製)が木っ端微塵。

 

二人して。

家事ガックシモード。

 

とりあえず。

二人してその木っ端微塵になったガラス片を集めて。

ここでも掃除機かけたり。

ガラス片が残っていたら嫌なガスコンロのカバーを交換したり。

クイックルワイパーで床を濡れ拭きしたり。

 

ワシの粉散乱より。

ベリーさんのガラス破片リカバリのほうが威力が半端なかった。。。

(わが家には裸足でペタペタ歩くカッパのような子たちがいるので、たとえ1ミリでもガラス破片が怖いのです。。。)

 

 

ということで。

 

ナンダカンダで終わったあと。

 

ベリーさんから「ありがと」と。

 

「(気に入っているものだったから)ガックリ来たけど、〇〇(ワシのこと)と一緒にやって少しまぎれた」と。

 

ワシはワシで粉を撒き散らしてガックリだったけど。

ベリーさんはベリーさんでガラスをクラッシュさせてガックリだったわけで。

 

それを二人でやったら。

嫌なこともまぎれるって。

 

いいことだ。

 

いいことだなー。

 

たぶん夫婦ってそういうことがいいんだろうなー。

なんて思ったわけです。

 

 

ベリーさんは相当ショックだったみたいで。

先に寝室に行くときも。

「さっきはありがと」って言ってましたけど。

 

あ。

それって。

キリスト教系の結婚式の宣言のアレだな、なんて思ったのでした。

 

 

つまり。

 

病めるときも健やかなるときも、って宣言。

たぶん今がそれだ。

 

夫婦でそれぞれ嫌なことがあっても。

二人でやれば。

クリアできるものであります。

 

なので。

冒頭に夫婦制度には無理があると言いましたが。

 

こういうことがあるから。

悪かないんでしょうね。

とはいえ、粉をぶち撒けた時は落ち込んだぜ。©親男
 

'