親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

イクメン、カジメンの違和感

今私の妻ベリーさんは妊婦さんです。

ベリーさんはかなりつわりが重いタイプで、ギリギリの状態で仕事に行き、限界の状態で帰宅して、家では90%は臥せっている状態です。

 

そんなベリーさんを親男は何もしてあげることができず、日々忸怩たる思いでただそばにいると言う事は、また別の機会でお話しするとして。

 

家では小学4年生、小学1年生、18ヶ月の子供たちがいるという状況下、

家事も育児も常に待ったナシの状態なわけであります。

 

という事は、必然として私が90%の育児も家事もすることになるのですが、そんな私がどうにも違和感を覚えることがあります。

 

のような状況の親男は様々なシーンでイクメンとか、カジメンとか、非常に頻繁に言われるわけです。

 

保育園に行っても、PTA活動に参加しても、職場でも、何だったら保育園のお迎え帰りのバスの車中でも。

 

これ、私にとっては違和感でしかないわけです。

 

まったくいい格好するわけではありませんが、親男の私にとってはそれは日常であり、必然であり、つまり生活そのものなわけで。

それを賞賛されることに微妙な居心地の悪さと、なぜに当たり前がそんなふうに言われるのか、おかしな気持ちになるのです。

 

私をイクメン、カジメンと言ってくださる方に他意もない事はいい大人ですからわかりますし、ただ褒めてくださっているだけではありましょうが、「ふーむ、なんだかなぁ」という気持ちになってしまうことも偽らざる気持ちなのであります。

 

その違和感を考えるに、褒められるのは私が男であるからなわけで、それが女性だったらイクウーマンとかカジウーマンなんて絶対に言われないわけです。

 

育児と家事が日々生きる上で必然であるのなら、そこに性差があることに私はやっぱり違和感を覚えるのです。

 

現在つわり中のベリーさんは育児も家事もワンオペの私に本当に感謝してくれている。

それが私たち家族にとって日常であるのなら、「ただそれだけで満足だよね」なんて思うわけであります。

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