私、親男の持論として、
自分にできる家事を家族の中の誰か任せにする奴の9割9分はアホだ、
というものがあります。
家事なんてものはそもそも生きる上での必然である以上、
息をすることやトイレに入って流すこと並みに
人の営みの真横にあるものであるわけで、
それをいともたやすく人任せにして、
あぐらをかいているような奴は、一切信用することのない痛い奴だ、という、
私が勝手につくった処世訓のようなものなのであります。
そして、私自身がどうしてこんな考えを持ったのかと言いますと、
一つに親父がすべてお袋任せの亭主関白であったことの反面教師っぷりと、
二つにそんなお袋が私には家事の何から何まで厳しく教え込んだことによります。
小4から小6くらいまで私は
オムライスのタマゴをフライパンを持つ手首を叩いて巻く方法やら、
洋服屋の店員さんのように見栄え良くたたむ方法やら、
アイロンがけのいらないハンカチの干し方やら、
さらには、裁縫、ミシン掛け、etc.(実は裁縫は今でも相当得意)→
そんなことをうまくできるまで何度も繰り返しやらされていたのでした。
そして、本日私の妻ベリーさんのブログでもご紹介されましたとおり、
↓↓↓
餃子の包み方にいたっては、何度お袋にダメ出しをされたか、数知れず…。
少年だった親男は、心が折れそうになりつつも、
ついにものにすることができたわけであります。
ということで。
家事は家庭科のみではなく、
どこかで確実に教えてあげないと男・女問わず、
自分ができるのに家事を家族の中の誰か任せにするパーができあがってしまいますよ、
と、警鐘を鳴らすものなのであります。
(もちろん、一人暮らしの我流の試行錯誤も断然有効です)
→→→最後にこんなブログを書いていて言うのも何なんですが……。
私自身が実は無類の家事嫌いである、という点ついては、
あらかじめお伝えするのがフェアかな、なんて思うわけであります。