どーも、家族以外の人生初LINE交換がPTAの役員グループだったという絶望を味わっている親男です。
(とてもうっとうしいので役目が終わったら速攻削除します)
さて、PTA自体に痛いところがいろいろとあることは、周知のところであると推測いたしますが。
その痛い点の考察はちょっと置いておくとして。
今回は先日私が参加したPTA活動でのちょっとしたエピソード。
(その当日の疲弊感はこちら→「PTAに生気を吸い取られた土曜日」)
私が役員になっているのは、要するに見回り当番のお世話役。
なんと学校の全保護者を対象に夜間の学区の見回り当番を課し、その順番決めや連絡やら、ジャケットの配付や光る警棒?の貸し出しをするって役目。
それが、くだるか、くだらないかは別として、その役目に立候補した以上、ちゃんとやります。的な気分でいたわけであります。
で。参加した10数名中、お父さんは私一人だけ。(という男女比もどうなのかと思いますが)
そんな状況なのでたぶん目立っていたんでしょうが、なぜかPTA会長から当日の司会進行を指名されたわけであります。
まあ、誰かが司会をしなくちゃ収拾もつかないでしょうから、引き受けたわけです。
(正直めんどくせーな、って思いましたが、役目として参加した以上、それは仕方がないかなと)
司会をするにあたって、まずウルトラめんどくさかったことは。
その日決めるべきことを決めるという、まるで言葉遊びのような状況だったこと。
本部様、曰く「その年の各部会の自主性を尊重しー。。。云々」ということらしいですが、前年度以前の資料も何もない中、作業もタスクもまったく不明な中、一体何をどうしろと。。。
仕方がないので、前年度の状況を本部様にまずはヒアリング。
粛々と黒板に前年実績、慣例、スケジュールなどを書いていく私。
そんな状況下で。
タイトルにあるとおり、その会をシーンとさせたわけです、都合2回ほど。
私。この部会の役割は見回りってことだけしか知らなかったので、まさか全ご家庭に順番を割り振っていくなんて無茶なことだと思ってもみなかったわけであります。
(せいぜい私自身が何回かその見回りを担当すればいい、ってくらいにしか思ってませんでした)
で。もろもろを本部様からヒアリングした後。
「全部の家庭に平等に負担を強いるシステムってわけですね。どんな事情があっても抜け駆け許さねーぞって」
と感想を漏らしたところ。
シーン。。。
うん。いいぞ。オレ。
思ったことをそのまま言うのは、大人じゃない。
場を読め、場を読むんだオレ。
という自制を感じつつ。
それが1回目。
で。しばらく話は進み。
今度はもうちょっと具体的に。
夜間の見回りの時間帯について、話している時。
「まん延防止だ、緊急事態宣言だって、飲食店の人たちが大変なのに、PTAごときが8時以降に何をほっつき歩いてんだって話ですよね」
と感想を漏らしたところ。
シーン。。。(2度目)
うん。またもやいいぞ、オレ。
ただ。さっきとちょっと状況が違う。
会長様の顔が。
まるで苦虫を噛み潰したようだ。
ということで。
まったく会の進行に水を差す気はなかったのですが、都合2回ほどシーンとさせ。
ただ、状況の大勢を変えることもなく。粛々と司会を務めたというお話です。
結局、何がどう決まって、次にどうすべきなのか、ほわっと決まった程度で散会。
(たかがその程度で2時間半もかかりましたが)
それでも何となく運営できちゃうPTAってやっぱり偉大な組織だなあと改めて感心するわけであります。