どーも、世界生き恥選手権で3連覇中の親男です。
さて。
週末にしょーもないことしか思いつかなくなるのは。
むしろまっとうに平日を頑張ったが故の結果であり。
そんな風に脳みそがすっからかんになるまで頑張った自分をねぎらってあげたいと。
毎週末、アホになっては思う親男であります。
で。
今週、お前はどんなアホになるんだと言いますと。
今週おもしろい赤っ恥をかいたことがきっかけで。
そうだ、赤っ恥を書こう、と思ったわけであります。
なわけで、私の赤っ恥3選《立志編》をどうぞ。
足軽事件
高校の頃、友人に騙され。
真夏の炎天下の中、足軽の甲冑を着て、市内を練り歩いたことがあります。。。
その友人は夏休み中の私に高額バイトがあると言ってきて。
曰く、「夏にある祭りの武者行列に参加するとかなりいい金になる」と。
(なんか悪徳ブローカーに騙される典型的な感じだな。。。)
で、聞けば私の当時やっていたバイトの数日分が半日の拘束で稼げるとのこと。
となれば。
やらない理由がない。わけですね。
。。。で。
祭りの当日。
受付の会場には中年から初老のおじさんたちがびっしり。
みんな足軽要員。
で、やたらと若い高校生の私と友人を褒めるわけですね。
「若いのに偉いね~」なんて。
で。
私は「いえいえ」なんて言いつつ。
内心「おじさんたちもお疲れ様です。事情は知りませんが。いろいろ大変ですよね」なんて思っていたわけです。
そして、自分に合った足軽の甲冑を選んで着たとき。。。
思ってもみなかったみじめな気持ちに襲われたのでした。
まさにそれは足軽の気持ち。
こんな軽装じゃ簡単にやられちゃうじゃん。。。
むき出しのところの方が多いし。。。
なんで馬に乗っている奴がいるのに。
槍持って、ホイホイついてかなくちゃいけないんだよ。
と。
まさにしょっぱい気持ちに。
そして武者行列の開始。
列の中心は当時の市長がバカ殿よろしく馬上の人。
市のミスグランプリがお姫様の輿に乗って。
市中の要職のオジサンたちが騎馬武者。
で。
私はその他大勢のモブキャラ足軽。。。
「ぐぬぬ。。。この屈辱、晴らさでおくべきか~。。。」
って思いましたけど。
目の前に高額報酬というニンジンをぶら下げられた親男青年は。
炎天下の中、耐えに耐えたわけであります。
が。
まだ市役所からの裏通りはよかったのですが。
最終コーナーを曲がったところで、市内で最高の目抜き通りに突入。
故郷のその夏祭りは実は全国的に有名で観光客含めて当時でも数十万の人出。
当然、その目抜き通りには家族やクラスメートがいてもおかしくなくて。。。
その前を屈辱足軽の格好で通過しなくていけないのかと。
私は足軽の笠をできるだけ目深にかぶり、ただただ身バレせぬように汗だくで歩くのでした。。。
その時眺めた馬上のおっさんたちの誇らしげな笑顔が今でも忘れられないですね。。。
割り切れオレ。
臍を嚙めオレ。
恥をかけオレ。
すべては高額報酬のために。
みたいな。
そして。
すべての屈辱が終わり、集合地点に戻り。
甲冑を返しているときに。
係の人から驚きの発言が。
「え~、皆様。本日は炎天下の中、誠にありがとうございました」
「どうぞご体調にお気をつけて。本日はお疲れ様でございました~」
と。
イヤイヤイヤ。
イヤイヤイヤ。
そんな言葉いらんから、出すもん出せや、と。
こちとら日払いの受取用に三文判まで持ってきてるんやで、コラ!
なに爽やかに解散しようとしてんねん。
どんだけ屈辱の中で汗かいたと思ってんだ。
縁ゆかりもないおっさんたちの家来(しかも足軽)になったと思ってんだ!!!
おいこら~!!!
と。
たぶんその時。
友人を振り返った私の表情は般若か大魔神だったんじゃないかな。。。
というわけで。
私とその友人は。
まさかのボランティア。。。
そりゃあ、遊びたい盛りの高校生(しかも当時の私はロン毛のにーちゃん)が。
殊勝にも真夏に武者行列に無償奉仕すりゃあ、おっさんたちも褒めるわけで。。。
ただまあ、おかげさまでこの歳になっても忘れられない赤っ恥の経験をしたことを思えば。。。
プライスレス。
ということになるんでしょうかね。。。
なんてとこまで書いたところで。
すっかりと疲れ切ってしまいましたので、👇はまた次回。
(なにが3選だよ。。。)
NHK赤ジーンズ事件(次回)
次回はこちら👇