どーも、変身ヒーロー大好き、親男です。
(小学生のころはウルトラマン系列、仮面ライダー系列はもちろん、「宇宙刑事ギャバン」もお気に入りでした。ギャバンのコンバットスーツは0.05秒で蒸着しちゃうわけで、マジ憧れました。って、イマイチ意味不明な方は記事の一番下にイメージを貼っておきます。)
さて。
親父稼業というものは家庭内の年中行事においていろいろな「変身」をしなくてはいけません。
つまり、影の存在であり。
裏方であり。
正体はバラしちゃいけないのです。
まさに、そのシチュエーションと設定は、いわゆる変身ヒーローのソレなわけですが。。。
イマイチ爽快感に欠けると言うか。
かっちょよくないと言うか。
まあ、結局のところ。
子供たちのうれしそうな顔や盛り上がった雰囲気にはしゃぐ様とバーターで。
損な役回りを買って出るという。。。
どうぞそんな世の中のお父さんたちに幸あれかし。
で。
そんな損な役回りの決定版が、節分の鬼役。
だいたい鬼役って。
どの程度の演技力をもって臨むべきなのか、10数年間やり続けていますが、いまだに謎でありまして。。。
秋田のなまはげのように怖がらせて泣かせるメインなのか。
それとも「参った、参った、降参じゃ~」みたいなコミカル風でいくべきか。
映画「千と千尋の神隠し」のカオナシみたいに「心の闇」的な感じでいくべきか。
マジで悩ましいわけであります。
で、結局私は10数年間、全身真っ黒な格好をして、真っ黒なマスクをかぶって、前傾姿勢で家中を呻きながら彷徨う鬼を演じています。
4人きょうだいは全員小さい頃(4歳くらいまで)は本気で怖がってくれますので、今年は一番下のこっちゃん(次女3歳)はたぶん泣いてくれるでしょう。。。
が。
ここで厄介なのが。
わが家の場合は。
すでに鬼を演じているのがお父さんだとわかっている上の子チームが混じっているということで。
泣いて怖がる下の子チームに。
「鬼さんに豆を投げてやっつけるんだ!!」みたいな掛け声で。
かなり本気出して豆を投げつけてくるわけです。
パチパチと痛いんですよね、豆って。
地味に。
ということで。
ひとしきり豆を当てられた後は、玄関から外に逃げ出し(靴を履いている暇なんてないので、2月なのに素足で外に出るんですね)。
その後、コッソリ家に戻り。
鬼の変装を解いて、息を切らしながら部屋の中に戻り。
「お父さん、外まで鬼を探しに行ってたんだけど、どうした?」みたいな締めの小芝居をしつつ、「もうみんなで追い出したんだよ!」という報告を聞いてから、節分の夕飯にようやくありつけるという流れなわけであります。。。
。。。
。。。
。。。うん。
なんか、毎年がんばってるな、オレ。。。
ちなみに。
「鬼滅の刃」のせいで鬼って存在がなんか救いのない怖いものみたいな感じになっちゃってますけどね。。。
私はどっちかというと「泣いた赤鬼」の鬼の方が好きですね。いまだにあの話は泣けます。
今週のお題「鬼」
👇これが「宇宙刑事ギャバン」です。今見ても格好いいぜ。。。