親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【これが現実】「結婚生活」の足を引っ張るのは「恋愛感情」

どーも、少年時代「ねるとん紅鯨団」を見て、「へー、『恋愛』ってこういう風にやるんだ~」と思っていた親男です。

(そんなわけねーだろ。。。)

 

 

さて。

 

 

先日、あるテレビ番組を見ました。

日曜日の午後にフジテレビでやっていたドキュメンタリー番組で。

結婚相談所に登録した女性を追ったものでした。

(余談ですけど、その女性はちっともいいように映し出されていなくて。。。どうしてその番組の出演オファーを受けたのか、まったくもって謎です。いったい彼女に何の得があるのかと。。。)

 

 

で。

内容はさておき。

 

興味深かったのは。

 

結婚相談所の社長さんが。

 

「結婚と恋愛は違うの!」と力説していたところ。

 

私も常日頃からそう思っていますので。

その社長さんに甚(いた)く同感したわけであります。

 

 

で。

 

 

そもそも結婚生活全般を悩ましくさせているのは。

 

恋愛感情が事の発端になっちゃっているから悩ましくなっているのではないだろうか、なんて思います。

 

「恋愛」でオーバーヒートした脳みそにまともな判断力があるわけもなく。。。

 

ですが、そのオーバーヒートし続けたつがいの脳みそと脳みそは、多くの場合「結婚」という儀式を選択しがちで。

 

結果、「生活」という極めて泥臭い現場で緩やかにお互いの脳みそは冷静になっていき。

 

オーバーヒートしていた頃の脳みその「結婚」という謎の決断に疑問を覚えるようになるわけであります。

 

加えて厄介なのは、「恋愛」という極めて甘美な脳内麻薬でラリっていた幸せな記憶の残滓があるわけで。

 

泥臭い生活に塗りこめられた「今」は甘美な恋愛の「過去」と常に比べられ。

 

「今」に対して、どこか不足というか、不満を感じるようになるわけであります。

 

 

 

って考えますと。

 

 

「結婚」なんてつくづくと「恋愛」から始めるもんじゃないなーなんて思ったりして。

 

 

ならいっそのこそ、ガチャみたいなので自動的に一斉に決まっちゃえば、むしろ「恋愛」という経験を経た後の残酷な現実を経験しなくてもいいわけなので、幸せっちゃ幸せなのかもしれない、なんて思ったりして。

 

 

なので私は常日頃より。

 

 

子育て中なのにラブラブな夫婦、とか。

結婚20年目なのに銀座を手をつないでデートしてます夫婦、とか。

リタイアしても布団の中で手をつないでます夫婦、とか。

 

 

そういうご夫婦は。

脳みそが異常なんじゃね?

なんて思ったり思わなかったり。

(さらにそのラブラブぶりをどや顔されたりすると、バカじゃねーのかな、なんて思ったり思わなかったり。。。)

 

 

で、きついのが。

 

 

そういういつまでもラブラブ夫婦に憧れる風潮。。。

 

 

「ステキ!」みたいな。

 

 

イヤイヤだからそれはなんも「ステキ!」とかじゃなくて。

 

 

そうじゃないのが普通の脳みその動きなわけで。

 

 

「恋愛」なんて冷めて当たり前のものにしがみついて。

「結婚」を糊塗すなやと。

 

 

 

 

 

ということで。

 

 

私の結婚観としては。

 

 

恋愛を経たとしても。

見合いを経たとしても。

合コンで紹介されたとしても。

ガチャを経たとしても。

AIによって選ばれた二人であったとしても。

 

 

泥臭くて全然おしゃれじゃない「現実」という「生活」に立ち向かって。

戦う二人が尊いわけで。

 

 

「恋愛」なんて屁のツッパリにもならんもんに惑わされず。

地に足を付けて協力して、この世知辛い世の中を渡っていく二人こそが。

 

マジでかっこいい、と思うわけであります。

f:id:oya-otoko:20210703194142p:plain

知恵を絞って協力して生活を楽しく豊かにするのがホントの結婚じゃなかろうかと。 ©親男
 

 

'