どーも、人間の科学で世界や宇宙のすべてを語ることなんてできないと考える親男です。
(自分自身は液晶テレビの原理も知らないくせに何言っているの。。。と。)
さて。
実は妖怪が大好きです。
好きになったのはご多分に漏れず水木しげる先生の影響で。
そして、そのお弟子の京極夏彦先生でとどめを刺された感じです。
一時期、水木先生の南方戦記物にハマりまくり。
ちょうどその頃に妻ベリーさんと結婚したので。
新婚旅行は迷うことなく南の島。
島というのは独特の空気と文化があって。
妖怪が生活の横にいる率はかなり高いんじゃないかなあって。
結果。
ベリーさんと私が行った旅行はたぶん7割くらいは「島」。
影響を受けたなぁって思います。
で。
妖怪のなにが魅力かと申しますと。
その。
ありそうでなさそうで。
なさそうでありそうな。
そんな狭間にいるような存在。
なんかゾクゾクする感じになるのがいいわけです。
妖怪をことさら理屈で語ろうとしたり。
民俗学のような学問で語ろうとしたり。
それはそれで私は嫌いではないのですが、実は妖怪的にはノーサンキューで。
妖怪ってものはやっぱりそのままを受け止めて理屈でこねない方がいいかなと。
それをしていた水木先生はさすがだなと。
そう考えると。
いるとか、いないとかを考えることもちょっと違う感じではありますが。
まあ、いるかいないかで言えば、私がマジで言えるのはいるってことで。
実は私。
妖怪を見たことがあるんです。
シチュエーションは。
盛夏。
真昼。
(なので酔っぱらっていたわけじゃないです。)
人通りの少ない路地を歩いていたところ。
一直線の道の100mくらいさきでこちらに歩いてくる人。
その人はお年寄りのようだし中年のようだし。
男のようだし女のようだし。
ただ一つ。
変だったことは。
その人の首が90度にガックシ横に倒れているって点。
首をかしげているレベルなんかじゃなくて。
きっぱりくっきりはっきりとガックシ90度に横に倒れているわけです。
ホント蜃気楼が立ちそうなくらいのアスファルトの照り返しの中で。
「あーこのまま行くとあの人とすれ違うな―、なんか嫌だなー」と。
その人(てか妖怪)は人通りのない道を私の方にゆらんゆらんと歩いてくるわけです。
そして。
妖怪は消えちゃいました。
停めてある車の陰に一瞬隠れた瞬間に。
その陰から出てくるかなーなんて思ってたら全然出てきませんでした。。。
やべ。
見た。と。
その時の私のイメージは妖怪の「ぬっぺふほふ」👇。
Sawaki Suushi (佐脇嵩之, Japanese, *1707, †1772) - scanned from <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/Special:BookSources/4-3360-4187-3" title="Special:BookSources/4-3360-4187-3">ISBN 4-3360-4187-3</a>., パブリック・ドメイン, リンクによる
今私が書いている妖怪の特徴と全然似ていませんけどね。
私がその時「やべー、あれ、ぬっぺふほふだよ~」って感じたわけです。
(「ぬっぺふほふ」というのは、かの徳川家康も見たという妖怪です。何の悪さをするってもんでもないですけど、気味は悪いですね。。。)
ということで。
実は。
このぬっぺふほふを見た街はその後もいくつか変なことが起こるのですが。
それはまた別お話です。
とまあ。
私は妖怪がホントに好きだし、存在を信じているわけですが。
これから妖怪ってものを学びたいんだ、なんて方向けにいい本があります。
👇
とてもいい入門書だと思います。
絵もかわいいですしね。怖くないです。
ちなみに!
私が一番好きな妖怪は。。。
豆腐小僧!
👇
👇
<a href="https://en.wikipedia.org/wiki/ja:%E5%8C%97%E5%B0%BE%E6%94%BF%E7%BE%8E" class="extiw" title="w:ja:北尾政美"><span title="1764-1824, 江戸時代中期の浮世絵師。狩野派に転じた後の鍬形蕙斎の名でも知られる">北尾政美</span></a> - scanned from <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/Special:BookSources/4-309-22433-4" title="Special:BookSources/4-309-22433-4">ISBN 4-309-22433-4</a>., パブリック・ドメイン, リンクによる
悪さも何もなく。。。
ただそれだけの奴です。
かわいいでしょ?。。。