どーも、子どもの頃、焼き芋屋さんを追いかけていったら持ってるお金が足りなくておっさんにオマケしてもらったことのある親男です。
(なんかスゲー惨めな気持ちになっちゃった純粋な子ども時代。。。)
さて。
今日。
仕事の昼休み。
千代田区のビジネス街で。
信号待ちをしていた時。
めちゃくちゃ懐かしい気持ちに襲われました。
なんでだろ。
と思ってふと目を上げると。
目の前に信号待ちしている焼き芋屋さんの軽トラ。
昔ながらの焼き芋屋さんのトラックで。
荷台に薪と釜を積んでいて。
懐かしい気持ちになったわけは。
その薪が釜にくべられている煙のにおい。
街なかでなかなか嗅ぐことのないにおいです。
なんで懐かしいのか。
考えて信号待ちするワシ。
そしたら。
急に思い出したのが。
ばあちゃんの思い出だったのです。
母方のばあちゃんちは。
薪のお風呂で。
特にど田舎でもなかったわけですけど。
しかも街中にガスが普及した後も。
薪のお風呂で。
別にそういうライフスタイルとかじゃなくて。
今思うに経済的にそうだったのかなと。
なので、ばあちゃんちに遊びに行くと。
夕方近くはいつもばあちゃんが玄関前の切り株に木を立てて斧を振るって薪をつくっていたわけです。
そして夕飯前に入る風呂は。
まさにお風呂の外でばあちゃんが薪を焚べてくれていて。
その時に薪が焚ける匂いがして。
それが焼き芋屋さんの匂いで思い出したというわけであります。
ばあちゃんの風呂は温度調節がうまくいかないのか。
チンチンに熱くなるときもあったけど。
そんな熱い風呂にいとこ達と暴れながら入ったのもいい思い出であります。
ということで。
まさか。
ビジネス街のど真ん中で。
そんな記憶が呼び起こされるなんて思いもしなかったですので。
けっこうびっくりしました。
ま。
毎度のことで。
だからどーしたって話なわけですが。
においと記憶ってやっぱスゲー結びつきだなーと思ったり。
こういう機会にばーちゃんのこと思い出せたりして案外悪くないなと思ったり。
そんな風に思った。
ど繁忙の昼下がりなわけであります。
。。。こういう郷愁に襲われた後。
極めて現実的な職場にはあんまり戻りたくなくなるなと。