親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【もう戻らないこと】子どもたちと手をつなぐ

どーも、いま中2の長男坊と最後に手をつないだのは多分小1くらいだと思う親男です。

 

 

さて。

 

 

次男坊のピノッキ6歳もいよいよ保育園の卒園が目の前まで来ました。

 

先日、次女ぽにちゃん4歳が予防注射でお休みを取った時。

久しぶりに二人きりの登園、降園で。

 

こんな機会はもうないかもと思って。

二人してうんと遠回りして。

以前、長女と一緒に行った駄菓子屋さんに寄り道。

プラス駄菓子大人買い。

 

他のきょうだいのおみやげの分もたっぷり買い込んで。

 

普段は後ろの座席に乗っているピノッキを前の席に乗せてやって。

 

二人でアレヤコレヤと話しながら帰ってきました。

 

前の席に乗るとおしゃべりしやすい上に。

いつもと景色が違うから興奮気味なピノッキ(いつも見えてるのは私の背中ですしね)。

 

大喜びでおしゃべりしまくりでした。

 

ようやく家について。

駐輪場に停めて。

 

自転車を降りてエントランスまで歩いていたら。

 

特にそうしたわけでもないのに。

 

ピノッキが私の手を握ってきて。

 

ごくごく自然に二人で手をつないで歩きました。

 

その時。

 

「あー、こんな風に手をつないで歩くのも、もうすぐ卒業なのかな〜」なんて思って。

 

時間を止めたいような気分になりました。

 

 

帰り道、ピノッキに「これからはぽにちゃんと二人だけで保育園に行くことになるからさびしくなるよ」なんて言ったら。

「ピノッキがいなくなるわけじゃないから大丈夫だよ」って言われちゃいました。

 

そう。

ピノッキの言う通り、いなくなるわけじゃないんだから大丈夫です。

 

でも。

手をつないで歩くような時期は。

確実に終わるわけで。

 

そんでもって。

そういう時期は二度と戻らない。

 

それは。

長男坊や長女で経験済みです。

 

手をつなぐことのない育児は案外早く慣れますし。

そうなっちまったら、いちいち寂しいなんて思いもしませんけど。

 

私(と妻ベリーさん)は幸運なことに。

長男坊や長女で経験したことを。

それをもう一度ピノッキやぽにちゃんで経験することができるわけですが。

 

1周目の子育ての時に突っ走りすぎて見えなかったことが。

見えてきたりします。

 

そうすると。

今回のような。

手をつなぐことが終わって。

二度と戻ってこないってことも。

見えてきたりして。

 

寂しい気持ちになるわけです。

 

 

 

ということで。

 

私。

急かしたり、危ないからって理由で手をつなぐんじゃなくて。

普通にぶらーんって手を降ろしている時に。

勝手に子どもたちから手を握ってくるってことが大好きなんですね。

 

 

で。

 

冷静に考えると。

 

普通に成長して手をつなぐ時期が終わるってのは。

喜ばしいことなわけですが。

 

そうも割り切って考えるわけにも行かなかったりして。

 

 

いよいよぽにちゃんが卒園間近になってきたら。

またまた寂しい気持ちに襲われるんだろーなー。

 

うん。

ピノッキとぽにちゃんは最後のタイミングまでしっかり握って。

あの感覚を脳みそに焼き付けとこ。

ピノッキと行った駄菓子屋さん。 ©親男
 

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