親男日誌 ―4人きょうだいとベリーさんと私―

都内で夫婦共働き、4人の子育て(ナルニア物語と同じ男→女→男→女)、妻はベリーの暮らしのベリーさん、そんな家族のお父さんのブログです

【日本人】真面目すぎ。

どーも、夏休み三日目の親男です。

さて。

昨日は朝に弱い家族が起きてくるまで暇をぶっこいた、なんて話を書きましたが。。。

今朝も一通りの家事周りを終わらせたのですが。
今日も今日とてすることがなくなりました。

まあ、昨日は夜が遅かったので、多分今日のアクティビティ出発のギリまでみんな寝ていることでしょう。

で、昨日は次男坊と二人で朝食の買い出しに行ったあと。
子どもたちが家で遊んでいる時間に。
妻ベリーさんと二人で近所のカフェに行ってきました。

別に下調べも何もなくブラブラしながら入ったお店だったのですが。
いい感じで地元の若者たちがゆるく働くカフェでした。
味はそこそこ。

で、カフェから見える景色で感じたことは。

つくづくと。

日本人って働きすぎで、真面目すぎ。

カフェから見えるおじさんたちは。
圧倒的にぬるくて。
平日の昼休み休憩でもないだろうに。

ゆるゆると茶を啜っているという。

通りを挟んだ向こう側の青空食堂みたいなところも。
絶対にカリカリと働いている雰囲気じゃない人たちが。
パクパクと午前中の不思議な時間帯に飯を食っている。

そんでもって、ビルの警備員のオジサンは足を放り出してくつろいでいるし。


町中には働いてない風のおじさんがたっぷりいる。

数日前までビジネス街の千代田区から来た身としては。
なんかあまりのギャップに驚きつつも。

うん。
「これでいいんだよなー」なんて思ったりしたわけであります。

あのビジネス街はみんながみんな働いている風。
働いていないとダメな雰囲気で。
バカもズルもたっぷりいる街ですが、まあ雰囲気の上では仕事してそうです。

それで、何でも真面目で。
「失われた30年」だの、「DX化」だの、「先日の選挙におけるー」、「成立した法令の付帯決議がジューヨーでー」みたいな。
そんなことをさも「自分ごと」のように語り合っています。

そんな真面目で回る経済と。
午後ものんびりお茶して回る経済。

「ボクは社会に居場所がない」なんて本気で悩んでしまう社会と。
午後に軒先でおじさんたちがバックギャモン(みたいなやつ)をする社会。

なんでも法令遵守、コンプライアンスな世の中と。
法令よりもその場の状況を優先していいように生活する世の中。

まあ、どっちがいいなんて言えないことは百も承知ですが。
そういった社会も世の中もあって。
ある程度、適当でも世の中は回るもんだと思ったわけであります。


ということで。

その日に行ったナイト・マーケットでは。
ガチ客引きがすごくて。
長男坊は辟易としていましたが。

私とベリーさんの感想としては、押しなべて似たような店が多すぎである、ってことで。

つい「なら、客引きに注力するんじゃなくて、差別化に注力したほうがよっぽど客は入るよね」なんて言ってみて。。。

自分自身で「まじめか!」と心の中で突っ込んじゃいました。

たぶんそういうマーケティングとか、企業努力的なことをしなくても一定の売上が立つってことが、現地観光産業の一つの良さでもあり、ぬるさでもあり。

そういうことを飲み込んだうえでの家族経営のマーケットの露店なのかなと。

だから、仕事づらしてまるっきり真面目なことを言っている時点で。
やっぱ私はホントに無粋なんだなー、なんて思ったわけです。。。

だってまあ、ワシは真面目な日本人だしね。。。



さて。

本日はこの地の歴史を学びにいきます!



って、また誰も起きてこねー。。。

 

 







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